最終加筆日 2024 Feb 14


 文中の「百均」は日本国内にある百円ショップの事、海外にも同じ店があるが価格は同じでない。

 旅の用品用具準備と心得 (この頁は備忘録を兼ねており常に加筆修正しています)

基本概要と注意

1.
旅に持っていく物は基本的には旅先で紛失しても気にしなくて良いような価格のを求めるが実用性や耐久性、使いやすさは価格以上に重要。紛失した場合や盗難、強盗にあった場合でも最小限困らないようにバックアップなども必要。百均(百円ショップ)の商品を多用しているが出かける前に少しでも動作が変なら新しい物にすべし、鍵などは鍵を掛けて次に開かないのは困る。

2.
持ち物の下記のリストは最大限を書いている。 行き先や宿、旅の形態により、その都度チェックリストの項目の要不要を考え、書いてない予備電池個数等も考え荷造りする。

更にアフリカ、南米等は予防接種も必要性をチェック、数週間の間を空けて接種を繰り返さないと効果の無いものがあるので時間の余裕を充分に見て病院に行く。どの行き先に必要かは厚生労働省検疫所に記載。
アフリカなどはA型肝炎、破傷風の予防接種も、これは世代によって異なり三種混合、ポリオなどの子供の頃に予防注射のなかった世代の方は是非。 マラリア予防薬は日本では1錠千円だが外国では安い。でも薬の名称は異なるようだ。詳細はタンザニア準備の頁を参照要注意検疫情報:乗換でも黄熱病接種証明が必要な国に変化があるので飛行機に乗せてもらえない国が増えている。

2020年のCOVID19に罹患した友人が入院し I CUから出て退院し、か弱い声で「ウィルスや病気は侮ったらあかんわどんなに金を持っていても何ともできん医者でも助けられん事態に陥ったら死ぬしかないわ、眼に見えんし気を付けて避けることも出来んからなぁ」と、前もって避ける努力ができるならするべしだ。僅かの金と時間で出来ることなので努力を惜しまない事態の後始末を命で払わないために。

標高の高い所(人により異なるが私は2000m以上)で歩行などの活動する場合は高山病の薬も。
乗り物に乗って座ったままで短時間で済む場合は無くても良いかも。
長時間滞在する場合は高度に対する対応性順応性を前もって確認する。私は標高3500m薬なしは頭痛で辛い南米ボリビアラパスからウユニでの頭痛を参照。

3.
途中で壊れた場合は現地購入も出来る物が殆んどだが直ぐに思い通りの物が入手できない可能性のあるものは複数用意する。
eチケットや重要な情報は印刷物だけでなく、eメールにして携帯電話にも転送しておく、出掛ける前に日本でしておくべき非常時の対策準備。携帯電話は便利だが、あくまでもバックアップ。

4.
バックパックは大き過ぎると飛行機に乗る時には預け入れ荷物でしか持って行けない、預入荷物にして紛失すると旅が継続できないので必ず機内持ち込み可能なサイズにする、重量は多ければ加減する。どうしても預け入れ荷物にしないといけない重量になったら予備の衣類やなくても旅を続けられるものは預入荷物にし、機内持ち込み荷物には一泊分の衣類とその他の旅の継続に最低限必要なもののみにする。
荷物の詰め方も工夫が必要、必要な時に直ぐに出せるような荷造りが肝心。 適切な場所に適切な組み合わせで複数の必要な物が一緒になっている事も大切。
有るはすだが必要時に出て来ない物は必要なくなってから出て来る、これは意味が無い。
洗濯物や小物等分けてビニル袋に入れるが全て袋の色で中身が判る様に分類し、サンダル等の履物を入れる袋の色はいつも同じにして汚れてない物を入れる袋と判別できるようにしている。中身が雑多な袋は中身が見えるように透明袋を使用。

背中に背負うバックパック等の袋状のもの小さな物が下の方に集まるのでダンボールでバッグの内側一杯のサイズの枠を作って中に入れた荷物を整理して固定する事によりバッグが体裁の良い形で維持でき中身の移動が少ない。 
縦横高さ全て希望のサイズのダンボールを探すのは難しいが横幅だけがリュックの中に入るサイズを入手、高さや長さは短く加工して、さらに中で荷物が移動しないような仕切りや棚を付けて中身の位置や形状が維持できるように工夫する。


上のダンボールを中に入れた外観、荷物は全く入ってないが形状が維持され中の荷物もごちゃごちゃになるのを防ぎ背負ったスタイルはカッコいい


真ん中もチャックで開けられるリュックの場合(無理やり開けて中を紹介しています)

バックパック用ナップサック内部のダンボール箱、中の針金はハンガー、ダンボールの下に非常用のビニル袋が見える。針金ハンガーは金属の尖ったモノとして取り上げられるので持参するとしたらプラスチックハンガー

スーパーマーケットに数ある廃棄ダンボールからもらって来るが寸法の合うものは意外と少ない。
幅と厚みが合えば長さは自分の必要な長さで切って使いやすくする。ダンボールの上側(写真の右側)は幅を固定して無いので荷物の量によってバッグの上側が少し細くなる。
ダンボールの外側には小さな本を入れる、背中側にはビニル袋を入れてある。
バッグの底に入れたものも真ん中のチャックを開けて取りやすいバッグ。

写真中央チェーンでつけてあるのは玄関の鍵と非常時に吹く金属色のホイッスル兼LED電灯、下記のキーホルダーで付けてある。

外国のバスや電車では乗客で混んだ車内では背中に背負わずに前に背負う、泥棒と言う名のミツバチが寄ってきても前に持っていたら判る。

X線検査では先の尖った金属類は画面で色が変り判るので確認させてくれと言われる爪切りや裁縫道具はまとめて小さな袋やカバンに入れ出しやすいようにバッグの一番上に入れる。 直ぐに見えれば直ぐに良しとなるが、バッグを開けて捜すと、あれも駄目これも駄目、と関係ない物まで没収、低開発国では空港係員がチップ欲しさに意地悪する。

5.
他人が見て高価、貴重品と思えるもの、換金性が高いと思えるものは預入荷物(チェックインバッゲージ)に入れないのは当前だが、 到着地で預入荷物が出てこない時でも旅が予定通り旅が続けられるように生活に必要な最小限の荷物は機内持込荷物(キャリーオンバッゲージ)に入れる。
預入荷物で鍵の掛かったスーツケース等はアメリカではセキュリティチェックで鍵を壊す事も、出て来た時は再使用不可能なくらい壊れてるが誰も責任は取ってくれない。 使わなくても外側から締めるベルトは持っていく。 必要最小限で準備すれば10日の旅なら機内持込荷物のみで苦労しながらも旅が継続出来る。

預入れ荷物は鍵を掛けポケットのない旅行かばんにすべし、国連も国連職員に同じ事を言っている。理由は⇒ 銃弾事件  銃弾事件再2015年 空港職員がグルになって禁制品をポケットに投入、係員がチェックし犯罪者にでっち上げ

機内持ち込み手荷物は大きさと重さの制限があるので係員に止められた場合には手荷物内の上着類を着て、電池などの重量物はポケットに入れて機内持ち込み手荷物制限をクリアーする、搭乗者の重さや大きさは相撲取り程でなければ普通の人なら制限がない。

6.
外国のネットカフェで調べるためのURL等も携帯電話に転送しておく、現地語やアラビア文字で日本にいる時と同じように検索できると思うと大間違い、 普段持ち歩く携帯電話の情報量は印刷物より多いので現地で通話に使えない携帯電話でも意義がある。
現地で通話できる携帯電話は添付ファイルを自動的に取らない設定にする。 海外はデータ通信料が高いので不要なデータ転送は行わない。
またメールだけなら通信料も安いのでNAVI情報は使わないインターネット閲覧しない設定にして閲覧しない。
海外では電話を掛ける側以上に受ける側が高額料金がかかる。必要が無ければ携帯電話の電源を切っておく。行き先が低開発国の場合は自動で設定してくれないので海外使用可能国に入っていても携帯電話の会社に連絡して該当の国での手動設定について確認しておく。
旅先で携帯電話でメールのやり取りをする相手がある場合はメールフィルターの設定しているなら相手先メルアドが設定されているか確認が必要。
メルアドも電話番号も住所も絶対必要な情報は必ず紙にも書いて情報は二重に持っていく。電波があっても通じると限らないのは日本以上に頻繁にある。

日本国内では電話に出ない場合に留守番電話機能があるが海外から留守番電話を聞こうとすると「この機能はお使いになれません」と案内されて帰国するまで聞けないし誰からのメッセージかも判らない。

海外にいる時に日本からの着信は国番号の81を付加した電話番号を携帯電話に送るので携帯電話に登録してある番号と異なる状態になり携帯電話画面に名前名称は表示されない場合があるが電話通信会社による。スマホのアンドロイドOSは番号しか表示しなかったアイホンは名前名称で表示した。

7.
私の行った海外ネットカフェはウィンドウOSしか見なかったが外国では通常は日本語入力できない。 表示は日本語表示のパソコンはネットカフェで担当者に尋ねて有れば探してくれる。 
http://yahoo.co.jpを入力して日本語を表示するか確認する。
インターネットエクスプローラ(IE)だけでなく、safariやGoogle crome、firefoxなどの他のネット閲覧ソフトも試してみる。事前に日本で使い方も慣れておく。
ウィンドウズの各国語フォントが通常通りインストールされてるか、ネット閲覧ソフトの言語設定が日本語を表示するように設定してあるかにかかってる。
表示しなければ「使えない」と言って再度探させるか金を払わないで出る。
ネットの検索は現地のパソコンは日本語でするようには検索できないので予めURLを持っていく。

8.
アラビア語圏のネットカフェではキーボードのアルファベット文字位置かなり違う、同じ部分もあるが英語や記号が日本と同じ所に無いし、キーの表示もアラビア語の表示を大きくしてあってアルファベットの表記は小さいので見て探すのも難しく非常に使い難い。 更に記号はキー表示通りの場所にない場合が多いので店の担当者に聞くしかない。 
ドイツではYとZのキー位置が入れ替って配置されていたり地域によりキーの配置配列が違うので言語によりパソコンを使うのは大変。

9、
毎日使用する電池を使う機器は動作の僅かな違いで電池残量が少ない事に気付くが、日常使用しない機器は気づいた時はすでに電池が液漏れしていて機器を壊してる。 普段は電池を抜いて保管、 持って行く時にセット、 帰ると必ず抜く。 電池の入れっぱなしは新品の電池を入れていても液漏れで機器を壊す。 新品を入れて長期保存し明るく点灯する懐中電灯なのに液漏れした経験がある。 ラジオは電池を抜いてラジオ専用電池として(使い途中の電池でも)電池を小ビニール袋に入れてラジオとセットにしておく。

通常は時折使用するだけの使用電力の少ないラジオなどは新品でないアルカル電池で充分である。非常時には長時間使用するので他の用途にも使える新品の電池予備は必要。

通常の新品乾電池の電圧は1.5V〜1.6Vくらいある、使った1.3Vの電池でもラジオには充分な電圧なので電圧を計った1.3vの液漏れしてない乾電池を入れてラジオを4時間程聞いた、音が小さくなったので電池を交換しようとしたらすでに電池から液漏れしてラジオを水洗いする羽目になった。液漏れは短時間でドバっと出て機器を致命的に痛める。ラジオを使わない時は電池を抜いて別のビニル袋に入れ一緒に保管。毎日ラジオ聞くなら単三型充電電池を持参、ニッケル水素電池は1.2Vだが使える。

電池の保管、充電、使用する時の温度について
電池の温度範囲は大まかに言って摂氏0度以上、摂氏40度以下で保管も使用も充電も行う、それ以外の温度は避けるべし、特に充電式電池では高温は劣化するので以後の容量が少なくなり劣化したら回復しない。車内放置は絶対避ける。
 また0℃以下だと容量の半分程度しか電気を得られない、でも劣化については電池の技術情報に記載がないので常温にすると回復すると思われる。
つまり高温にすると充電はできても以前と同じような電池のパワーが継続しない、つまり電池容量は得られない直ぐヘタる。本来の容量の半分程しか電気がない、電池は化学変化なので高温では効率は良いが熱暴走して発火の可能性がある。

詳しく述べるには電池の種類、充電できない(一次電池と呼ぶ)電池と充電できる電池(二次電池と呼ぶ)にも寄るし更に正極や負極の材料、電解質によって現在では各種の電極材の違いによる名称の違う電池が存在し、それぞれ特性が違うので詳しく書き出すとここでは書ききれない。
押しなべて言えることは上記の温度範囲を守って保管し、使用し、充電することをお勧めする。

持ち物リスト(*とアルファベットは下段の案内の I D番号、下記1〜5を印刷してチェックリストにしている)

1.重要書類:
旅程確認表、 航空券(eチケット)、 パスポート、 トラベラーズチェック(T/C)、 T/Cの控え*N、 お金ドル*T、 その他の現地通貨や現地通貨を現地で引き出せる新生銀行等のキャッシュカード*T、 日本円*T、 パスポートコピー、 ビザ頁コピー(ビザ必要国)、 顔写真予備、 VISAカードその他のクレジットカード予備*R、 国際運転免許、 レンタカーカード、 レンタカー予約番号、 取得済みなら行先国の免許証(期限切れでも車を使わない場合でも年齢や本人証明として使える)JAF会員証*W、 ユースホステル会員証、 住友visaVJデスク各国電話番号リスト、 旅行案内書、 地図、 ネットで調べた情報印刷物、 名刺日本語英語裏表版 国内旅行の場合は健康保険証(マイナンバーカード)スマホ充電用貯め充、スマホ充電コード長短2種類、USB充電アダプター複数個

2.電気や薬関係:
防水腕時計アナログ現地用2個。時計は複数持って行く、小型の目覚まし時計と腕時計など*A。 日本時間日付用ディジタル時計、 現地で使える携帯電話&充電器  ラジオ*A、 GPSデータロガー、 スマートホン、タブレット端末と電源コード電源、ノートパソコンと電源、 首に下げられる小型のLED懐中電灯、 電子辞書*A、 蚊取線香*I、 携帯蚊取り線香ホルダー*I、 虫除けスプレー、 虫刺され薬、 下痢止薬、 旅先が2000m以上なら高山病の薬、熱帯地方ならマラリア薬と黄熱病予防接種(国により異なる)、 うがい薬、 マスク、 ケガ薬、 バンドエイド、 紙テープとタバコ*Q、 200v用携帯電熱 点滅ライト(夜間待合せ用) 小型懐中電灯、携帯重量測り(格安航空の重量制限は厳格)Z*

3.カメラ関係:
ディジタルカメラ*L、 カメラスタンド、 充電電池、 充電器、 予備電池 AC差込アダプター(国毎に電圧と形状と軸のサイズ確認必要)*L、 bluetoothイヤホンイヤホンマイクとUSBケーブル予備を含め長短*C

4.日常生活雑物:
めがね強と弱、 サングラス、 日焼け止め*V、 ポカリスエット粉末*G、 目薬と水中眼鏡*E、ペットボトル小、 ポケットティッシュ、 濡れティッシュ、 断熱シート*H、 輪ゴム*H、 ペットボトルホルダーと紐類*D、 (手を汚さない為に)竹の箸長短2種(食事用だが汚れた物を掴む時にも使える)、防寒兼用雨具カッパ&ズボン雨具*K、 折畳雨傘、 ナイロンシート(床に敷くピクニックシート)、 手提げにもなる折りたたみ式ナップサック*Y、 ボールペン2本以上*S、 日常筆記用小手帳*S、 削げ抜き、 髭剃り、 ハンドクリーム乳液*V、 歯磨き剤(ラカルトニュー5)*V、 石鹸、 綿棒、 シャンプー*V、 ゴシゴシタオル、 タオル*M、 針金製ハンガー*M、 洗濯ロープ、 取付紐の付いた洗濯バサミ、 洗濯用粉石鹸*U、 ジップロックビニル袋、レジ袋、 非透明レジ袋、 35x50cm透明ビニル袋と大きな透明ゴミ袋*B、 暑い時に使う扇子、 サンダル、折り畳みスリッパ*J、 運動靴等(予備)、 錠前かぎとチェーン*F、 小さなパイプ椅子、 エア枕、 透明ガムテープ小*P、 楊枝、 竹の箸(長短食事用と汚物用手を汚さない為)、 スプーン&ナイフ(ナイフ類は預け入れ手荷物に、機内持込荷物に入れる時はプラスチック製のナイフ)、 ライター(預入荷物には不可、機内持込でも持込不可の国も)

5.衣類
シャツ*U、 パンティ*U、 使い捨て紙パンティ、 靴下や五本指靴下*U、 スカーフにもなる薄手の風呂敷(教会などは女性の短パンを禁じてる時に腰に巻く)、水着にもなる短パン*K、 半袖/長袖シャツ*K、 ジャンパー、 ズボン予備、(リラックスできる)パジャマ*K、  プラスチックバックルのベルト*K、 野球帽、 雨用帽、 日除け帽、 防虫網付帽子、 ポケット網ジャケット、防寒ジャケット 防寒アルミシートZ*

6.その他
おもしろい本、 英和対訳本、 スケッチブック、 鉛筆、 消しゴム、筆と墨(すずりは水辺にある石を使う)何日も暇な時に描く水墨画、土産用百均時計懐中電灯*X、 郵便局不在届


郵便局に不在届を出しておくと不在中の郵便の配達を止められるので郵便物が溜まらない、不在届は住所地が記載された免許証など本人証明があれば配達局に行くだけで出来る。これにより書留など郵便局保留の保留開始時期が最初に配達した日となるので長期の旅も帰ってから受け取れる。ただし不在届をした次の日に「不在届受理郵便」が来る。これを郵便箱に入ったままだと泥棒さんへの長期不在の案内となる、従って不在届は出発日の二日以上前に出す。これで止められるのは郵便局からの配達物のみ、メール便など業者の便は止められないので予め判っていたら先方に連絡して止める。

出かける時の玄関の内側に自分宛てに表示する「出発チェックリスト」を一週間前から作成する。出発時は緊張してるので大切な事を忘れる。
不要な電気機器は全部切ったか、エアコン等、持っていく充電電池は入れたかスマホは入れたか等、持ち物は腰バッグ、リュック、預入荷物、ポケットに○○等。

以下は*と上記各アイテム英字番号のアイテムの詳細解説 ページ最後の便利グッズも


A*時計*A*A、 
携帯目覚まし時計は腕時計の電池切れ時に役立ち、就寝時の目覚まし以外に遅れてはいけない時の注意喚起にアラームをセットして使う。
でもポケットに入れると居眠りして気づかないので胸ポケットや顔の周りに。胸ポケット付きのシャツも必要、時計は胸ポケットに入る55x55x30o、一般的な一秒毎に停止するステップ秒針は全く音のない風のない夜の山中など静かな環境では秒針の音が毎秒カシャカシャ聞こえて寝られないが、 下の写真のPYXIS NR437K SEIKO は秒針連続回転、それでも本当に静かな環境で耳の横に置く時は微かにプラスチックが擦れる駆動音はするが。

この置時計は暗闇で見えるように右上押しボタンで明かりが点灯する、押しボタン凸が大きくカバンに入れると移動中に他の荷物で押され続けて現地に着いた時は電池切れになる、特に明かりがフィラメントの電球なので点灯時は電気の大食い、それでボタンの出っ張りをのこぎりで削り取って押されても安易にスイッチ部が押されないようにした(下右写真)ボタンを削ると指先で押さないと点灯しない、ここまでしても一週間の旅に2度出たら一か月で電池がなくなった、やはりカバンの中で荷物に押されて点灯しているようだ。電池が少なくなると明かりの明るさが電池新品の時と異なるので判る、旅に出ない時は稼働を半年以上は確認済みだ。

実測電流:120μA連続、参考に他メーカー、Twinbard 直径6cmステップ秒針時計は針が動く約300mSのみ120μA位の電流消費。単三電池シチズン30cm角壁掛け時計定常時はほぼ0μA、秒針ステップ時約40μA消費,、単一電池シチズン20cm壁掛け振り子時計定常30μA消費ステップ時50μA、ボタン電池SR626使用の腕時計の電流は2μAステップ電流だった。この写真の5cm置時計が120μA連続は大飯喰い。記載は時計の盤面サイズ、秒針の長さはその90%で秒針を振り回すエネルギーが毎秒必要だ。

購入した時     右上の押しボタンの凸部分を削りフラットに、アラームon/offスイッチはテープを貼った

時計後ろにあるアラームON/OFFスイッチは勝手にON/OFFしないようにテープで留めている、それらの対策なしでカバンに入れると知らぬ間にONになり皆が眠っている真夜中にアラームが鳴る。電池の蓋も勝手に外れて紛失するのを防ぐためにテープで留めてある。
アラームの故障など万が一の一生に一度でも困る状況ではスマートフォンのアラーム機能も同時にセットし二重に使い、寝過ごしを防ぐ。
旅では知らぬ間に極端に疲れていて寝過ごす時がある。

重要:海外に行かないと判らないが電波時計は旅先の時刻に合わせても電波状態が良い時に日本からの電波が届き自動的に日本時間に合わせて現地時刻で使えない。日本からの旅行者が困っていた。

A*ラジオ*A *A
寝られない夜や一日ゆっくりする日に役に立つ。 気ままに木陰で音楽を聞きながら休む時は最高!!。 
引伸式アンテナがないFMラジオはイヤホンコードをFMアンテナにしているのでスピーカーで聞く場合もイヤホンコードの接続が必要。

内部巻取式イヤホンはスピーカーで聞く場合もイヤホンコードをいっぱい引出すように説明書に書いてある。 AMは内部にアンテナがあるので外部アンテナ不要だが放送局の方角に直角に向けないと電波が弱くなる方向性がある。そのアンテナはAM/FMにより分けてあるのでなく周波数によって分けてある。AM/FMは音声を周波数電波に乗せる時の電波形式、受信も信号処理の方法が全く違う。一般人が視聴する公共放送は周波数帯によりAMとFMを分けてあるがアマチュア無線では同じ周波数でAM/FMは混在する。

普通の公共放送ではAMとFMは周波数帯が大きく異なるのでアンテナは別の形式になっている。
短波の聴けるラジオはFMと同じアンテナを使うか、又は別に外部アンテナが接続できる。

短波とは3Mhz〜30Mhzを呼ぶがその帯域の一部でも受信できたら短波と表示してある場合があり購入する時は必要なNHK短波日本語放送5Mhz〜18Mhzの範囲全部の周波数が含まれているか確認する。短波は非常時に役立つ。

ホームセンターで2千円位で中波525〜1620khz、短波3〜30Mhz、FM76〜106Mhzの聞ける多バンドラジオがあった短波と中波はAM放送。AM/FMは電波形式、周波数はkhzやMhz等の単位の付いた数値の事、76Mhz〜106MhzはFM放送と呼ばれている音声放送とアナログテレビ1〜3chまでの音声がFMで放送しているのでFM形式の電波が聴けるようになっているその他の周波数は通常はAMのみ。日本では2011/7以降はテレビ放送はアナログからディジタル信号になり周波数の構成や配分が変わったので今までのアナログ1〜3の部分はFM補完放送としてAM放送の内容をFMで放送している。通常AM放送と呼んでいるのはAM電波形式の中波帯放送が正しい表現。

NHK短波放送は場所や電波状態など状況によっては信号が弱いし常に日本語で電波を出しているわけでない。周波数を針で表示するタイプでは弱い電波の周波数に設定し聞くのは難しい、従って受信周波数ディジタル数字表示(シンセサイザー/PLL)で合わせられるタイプが良い、でも価格は一桁高価。
アフリカや南米は広いので情報を得難い地域が多く電波が弱い事が予想されるので周波数はティジタル表示を調達予定。
最近5千円程のシンセサイザータイプがあった2015Jan

2017novにELPA製ER-C57WR¥4000-重量178g購入、現地のFM/AM放送を聴くには良い、単三乾電池2本で動作し消し忘れてもタイマーで勝手に切れる、エアーバンド以外はバンドボタンを長押しすればサーチして近隣の放送局をメモリーにセットしてくれる。でもNHK短波放送はアジア・ヨーロッパでは時刻と周波数を合わせても受信できなかった遠距離で短波受信には感度悪し2015/8
周波数設定はキー入力とダイアルつまみによるが設定してあるステップで変化する、AMなら9khz/10khzの切り替え設定による。
電池を取り外してもメモリーにセットした周波数は消えない、エアーバンドで確認。

ラジオに限らず旅に役立つアイテム検索中(左の短波ラジオの項)(←中国の商社らしい)同じ商品が通販のアマゾンにもある。

オーム電機ラジオ 役立ち情報 ソニーICF-SW7600GRは重さ608g電池4本使用

 PL660englishManual PL660日本語取説 使った人の評価 あちこちの評価を見ると乾電池より倍ほど重い充電電池を倍の4本使用、不必要な機能が邪魔して使えない、このラジオPL660は電池を入れなくても大きくて重い本体重量470g。
2017/12/19現地午後9時前後にフィリピン南部セブでこのPL660ラジオでビルの三階で窓際でアンテナを延ばし、同期検波で聞いてみた。
現地午後9時=22時JST=1300UTCだがその時間に日本語放送しているアジア大陸向け9750kHzと東南アジア向け11815kHzはいずれの局も聞こえなかった。
日本で受信できることは確認していったのに駄目だった。

上の9項にも書いたが電池の入れっぱなしは新品の電池を入れていても液漏れで機器を壊すので電池を抜いた多バンドラジオと別袋に入れた電池、周波数表、黄色い収納袋は航空機内アメニティグッズで無料配布。針が機械的に移動して選局する昔の方式のアナログラジオは二千円未満で買える。
 
私の持っているのは単三乾電池二本で動作するものだがこのELPA製と同じ物か?



ELPA製ER-C55T FM/AM(MW/SW) を購入¥1900-重量166gELPA製ラジオ東南アジアなら実用になるか?
上記のアナログラジオの周波数表示をディジタル表示にしただけのラジオ。但し全面の押しボタン部分はロックできるスライドスイッチが側面にあるので勝手に電源が入ることもない。OFFタイマーも着いている。感度は良くないが周波数ディジタル表示し待ち受け出来るので常時放送でない短波の受信を試みている。単三電池二個で動作、周波数表示は3.5桁なので最後の桁は0.5又は0.0表示のみ。周波数アナログ同調なので周波数によっては最後の桁がダイアルを触らなくても変化する時がある。
消費電流計測した音の大きさにもよるが10〜30mA

2017/11/26,27現地午後9時前後にフィリピン南部でこのER-C55Tラジオで海辺で付属アンテナを延ばし、更に延長線を5m程付けて聞いてみた。
現地午後9時=22時JST=1300UTCだがその時間に日本語放送しているアジア大陸向け9750kHzと東南アジア向け11815kHzはいずれの局も非常に近い周波数で中国が中国語と英語で放送していて、それらはNHKの周波数とは10kHz程は離れているがNHKの周波数で中国の放送しか聞こえない受信は不可能であった。これは中国の意地悪とは思いたくないが現実である、従って実用になるかは確認できなかった。

ここで紹介している短波受信ラジオは日本から遠く離れた地球の裏側(文明から隔離された周り数百キロは何もないアフリカや南米で)で実用レベルで使えるものをなるべく安価に入手出来るものを探していますが決定打がない、結論に達しません。

  電話もネットも不通になったら 海外でNHK日本語放送 ラジオ日本短波放送時間周波数表(表示が日本時間より9時間遅れの世界標準時UTC) NHKの短波放送も受信する地域毎に分けてあるが、遠方では該当地域に近い場所で送信している。でも日本から送信している遠隔地向けの周波数を日本で聞く場合とは違う、日本は本当に小さな国、世界のそれぞれの地域は日本から見ると恐ろしく広い地域なのでその地域向けの放送も信号が弱い、従ってソニー等では短波用アンテナを販売している。日本からの短波は茨城県古河市八俣送信所。

遠方の微弱な短波放送の受信に邪魔になるのは近くの微弱電波を発している電子機器類、蛍光灯や電話機、更には自動車バイクなど、全て雑音になる電波を発しているのでそれらから遠ざかる。AC電源アダプターUSB充電器も内部はスイッチングしているので電波を発している、通常この種のノイズは10mも離れればノイズを避けられる。

 NHKの短波放送時間周波数表では各国語で放送しているが表の中の「日本語」の所の右端太字が周波数Khz、1000khz=1Mhz、時間表示のUTCはイギリスグリニッジの世界標準時(イギリス時間ではない)で日本より9時間遅れ、つまり日本の朝9時が夜中の0時 表の周波数は変わることはあまりないが放送時間は変更される

暴動やテロが発生すると外国では都合の悪い情報の伝達を阻止するために現地の政府は止める、インターネットも携帯電話も不通、数日なら我慢できるが一週間以上も交通も何もかも止まると言葉の通じない地域では日本からの短波ニュースだけが頼り、短波周波数表と放送時間を印刷して持参する。

 2014/5タイの温和なクーデターでも現地TVは軍指定放送のみNHK衛星放送もホテルは配映中止、NHKは短波放送時間を延長し情報を流した。滞在していた人々は状況が判らないので日本に電話して確認、隣国に陸路移動して飛行機を見つけて帰国した。


A* 電子辞書は数万円くらいの物は最初の数文字を入力すると内蔵辞書の単語候補と翻訳の最初が出てくるが安い物は単語のスペルが最後まで完全に入力しないと翻訳を表示しない、うろ覚えの単語を時間のある時に引くなどは出来ない、候補が出てくる辞書は目的外の関連単語の有る無しが判るので英語の勉強に役立つ。候補が出てくるかは店で実際の物で確認するか、メーカーのサイトでその型番を入れて取扱説明書を読めば書いてあるが、ネット通販サイトでは説明してない。2023年スマホで必要な言語の辞書ファイルまでインストールしておくとオフラインでも使える。

B*ジップロックビニル袋、レジ袋、 非透明レジ袋、 35x50cm透明ビニル袋*B *B  手でチャックを開閉できるジップロックビニル袋は空港荷物検査で時々必要。全ての液体類はジップロックビニル袋に入れろと強制される時がある20x20cmの1リットル位の袋一枚で良い。

大き目の透明ビニル袋、 物入れにも使えるが非常用途。
ホテルやビル火災での遭難死亡は息が苦しく煙が目にしみ目が痛くて耐えられず動けなくて死に至る。眼だけなら*Eで案内する水中眼鏡が使えビニル袋で空気を確保。

透明ビニール袋を頭からかぶって首で絞り煙が目に入らなければ生きる可能性が広がる。 吐いた息は酸素は少なくなっているが有毒ガスは含まないし暫くは呼吸を続けられる。 空気の20%が酸素だが吸った空気中の酸素成分の1/3程しか肺で取り込まないので袋の中で呼吸できる。
酸素ボンベがあっても酸素のみを袋に入れるのはしない方が良い、酸素自体は燃えないが燃えてる物、高温の物に酸素を与えると激しく燃えるので危険。

新鮮な空気を袋に入れれば煙の充満した空気より自分の息だけなら目は痛くないし息も続けられ煙の中でも行動範囲が広がる。透明でない袋でも空気を詰めれば息苦しくなった時に袋を口に当てて酸素を供給できる。
なを煙が充満していても床から数センチは煙のない層がある(らしい)ので何もない場合は床に顔をつけて空気を吸ってみる

 45cmX35cmの35cmの側が開口部。
 額部の円周60cmの私の頭がちょうど入りました。
 35cmが開口部ですから70cmまで入るはずですが円周60でギリギリ。


旅行用の開口部60x長さ70cmのポリエチレン圧縮袋、厚みも丈夫に作ってある。
これなら衣類の圧縮にも使えるし、私が必要と主張する非常用用途にも使える。
ポリエチレン製袋の透明度は少し悪い。 透明度を表現するためにチーズの箱を下に置いた写真


余裕を見てもう少し大きいのが欲しいがこれが LLサイズ。これ以上のサイズは百均に無かった。他の百均店ではあるかも。

数枚持っていくが余分の袋は非常時には新鮮な空気を入れて持ち運ぶ?
左が圧縮袋の外装と圧縮袋、右端は透明ポリエチレンゴミ袋45L、水の中では浮袋になることも頭の隅っこに。

一般にビニル袋と呼ばれるが材質は市販ではポリエチレン以外に透明度の高いポリスチレン袋がある。後者は年が経過するとポリエチレンに比べると裂け易い、3年を超えたら毎年劣化をチェックし危ういなら新品に交換、百円をケチってはいけない。

寒い地域では吐く息の湿気で内側から曇る事も、 煙の出る熱源近くでは袋は溶けて簡単に穴が開く事も頭の隅に。

寒さの厳しいテントで大きいゴミ袋に寝袋のまま足を袋に突っ込んで腰から下の寒さをしのいだ事もあるので薄い大きい袋は必要。

非常用として最後まで使う機会がない事を願うが機会があれば絶対必需品。 かさ張らないのでカバンの底に入れている。 幸いにも火災でお世話になった事はないが何があっても根性で生きて帰る心意気も持参すること、備えがあればいざという時に自信が持てる勇気が湧く。


C*パソコン用イヤホンマイク、USBケーブル*C *C ネットカフェのパソコンはインターネット通話に使えるがイヤホンマイクを装備してないので持参。USBケーブルは最近の機器はUSB接続で充電できる物が多いのでコネクターが合うかを前もって確認しておけば充電するだけの用途に使える。USBコネクターの「ミニ」と「マイクロ」は似ているが違うので要確認。最近の飛行機は各座席に充電用USB差込Aタイプが装備されているのが普通。パソコンや充電器に付いてるのはAタイプ。プリンターなどに付いている断面が真四角のコネクターはBタイプ。

スマートホン用イヤホンマイクはネット通話に使うが周りがやかましい所では必要、周りが静かで声を出すのがはばかられる時にマイクを口の近くに持っていって小さい声で話せるので必需品。
同じように携帯電話の電波を使っていてもインターネットによるネット通話は接続が弱い遅い時は通話品質が悪いし緊急通信には使えませんと書いてある。大切な用件の通話は通常の電話を使うべし。


D*ペットボトルホルダーと紐類*D *D ペットボトルホルダーと紐や金具類、 安宿に冷蔵庫は無いがエアコンがあれば冷気吹出し口にペットボトルを下げ冷たい水を作る用具。
 エアコンの上がカーテンの場合は途中を絞って布地の塊を作り紐を巻きつける、ペットボトルがエアコン吹き出し口に位置するように取り付ける。
 
黒丸は紐ストッパー、ボトルの首で絞めてボトルを保持

黄緑のはペットボトルホルダー、百均にある。


部屋に冷蔵庫のない安宿でカーテンから下げた実例、カーテン布地を絞った塊に紐を巻き付けている。
カーテン側の紐の取り付け紐の長さ調整が大切。冷気噴出し口にペットボトルが来るようにする。
ボトルが大きいと重さに耐えかねてカーテンが落ちるので小さめのボトルが良い、1L未満


E*目薬と水中眼鏡*E*E、水泳にも使うが眼の洗浄用、非常用

暑い地域でエアコンの無いバスに長時間乗ったり埃っぽい時に眼を洗浄するのに使用。両目が一つになったタイプでなく上記写真のような片眼ずつの水中眼鏡は百均にあるが出来るだけ顔に当たる部分のゴムが厚い大きい方が良い、眼の洗浄には中に水を入れて眼に当て顔を上に向けて眼を開け閉め瞬きをして洗浄するのでゴムが薄いと隙間から水が漏れる。水中で使う時とは水と空気が逆の使い方。

眼を洗浄する薬液洗浄液はミネラルウォータで代用、目薬は洗浄後に使用。眼が疲れると精神的に疲れ洗浄するだけで視力だけでなく気力も回復する。

夕方や暗くなってからホコリっぽい日にバイクに乗るのに使うにはサングラスのような色の着いてないものを選ぶ非常時に煙の中で暗い廊下を逃げるためにはレンズ部分は無色透明の物でないと煙の中では見えない。 少し暗くなると見えないのは体感して判った上記写真の物は少しサングラスのような薄い色が付いているので夕方に使えなかった
火災非難時の眼の保護に役立せる為に必ず無色透明 
(思い出して欲しい煙の中は眼が激痛で開けられないし動けなくなる)*Bの項も参照


F*錠前かぎとチェーン*F *F
本職の泥棒は防げないが出来心の泥棒を防ぐのに短時間荷物と離れる時は便利、 安宿では荷物ロッカーに錠前必要。
共同部屋の宿では同室人が良い人でも長時間荷物から離れる時はロッカーに入れて鍵を掛ける、 思い違いで物が見つからない時に他人を疑う必要が無い。
多くの仲間と旅する時はダイアル式が便利だが暗くても見えるダイアルの番号の大きいのが良い、一人旅は暗くても鍵穴さえ分れば開られる鍵式が良い。

上にある黄色い真ちゅう製錠前は共同部屋のロッカー用、錠前に付いている金属リングは完全に閉じたアルミリング、アルミでなくても良いが錠前とチェーンロック両方使う時に中に通して使う。青いチェーンロックは荷物をどこかにくくり付けるのに使用する。
暗い所では鍵穴が見えないのでキーは左端LEDライトと一緒にピンク首掛け紐に止めてある。
でも鍵式は泥棒にあったりしてキー紛失するとホトホト困るのでダイアル式も併用している。


G*ポカリスエット粉末、胃腸薬飲薬 *G *G 粉末ポカリスェット、 下痢等の体調を崩したり脱水症状になった時に水に入れて飲む非常用途、飲み過ぎ二日酔いの場合も効果が。 海外ではポカリスエット類は売店マーケットで見ない。
医学的には経口補水液と呼び外国の薬局でOral Rehydration Solution (略称ORS)の名前で販売されている。 それもない場合は水1リットルに砂糖40g大さじ4杯、塩3g小さじ1杯で代用の補水液を作る。

便が固くなった場合も下痢をした場合にも適切な固さに腸を整えてくれる常備薬のビオフェルミン通常は食後に一錠、食事も取れない場合はORS等で日にち薬で回復を待つ。

食後3時間空けずに寝る(横になる)と逆流性食道炎になるのでドンペリドン錠、タケプロンOD錠など。

疲れると体の筋肉が釣る時があるので芍薬甘草湯シャクヤクカンゾウトウのエキス顆粒、漢方薬だが10分ほどで効果が表れる、又は釣った筋肉を20分程温かいシャワーかお湯で温める。

その他の風邪薬等は病院で処方してくれる咳止め、喉の痛み、頭痛、解熱剤、などの症状毎の薬の残ったのを普段から冷蔵庫に保管しておいて旅に持参している。薬を受け取った時の薬の効能を書いた紙も薬と一緒に保存して有効期間や保存期間の目安にしている。新しいものから使う、古いのも使う時があるのはアフリカ等の医者から遠く何もない大平原で有効期限とか症状に合った薬など贅沢を言ってられない状況の時に使う。

塗り薬はQ*に記載

H*断熱シート*H、 輪ゴム*H *H断熱シート、 ガラス製品等の梱包につかう発泡シート、アルミコーティングした発砲シートの方がより有効、 いずれも百均にある。 ペットボトルを包むのに適切な大きさに切っておく。 冷えたペットボトルに巻けば半日以上冷たさを維持できる。 写真の状態で百均のペットボトルケースに入れている。
このシートは冬の寒いベンチに座る時に敷くと温かい。
木製座席シートに長時間座り続ける時は発泡シートを何枚も重ねて1cm以上の厚さにすれば座布団代用になる。
ペットボトルの断熱だけなら薄くても充分、 座布団を考えると薄い場合は数十枚必要。厚手と薄手が有れば良い。 中途半端な厚さは不要か?。



アルミシートとあるが薄い発泡性のシートにアルミをコーティングして断熱性を持たせたシート、1mX1.5m等の大きさのものは布団の代用、厚手の布団一枚以上の効果がある、体験では薄手布団を着てもう一枚厚手布団が欲しい時に厚手布団の代わりに上にフワッとアルミシートを乗せる。数分で効果を実感、周りを押さえたりすると体から蒸発する水分が抜けないので布団が汗をかく、それでも寒い冬は露結する。敷布団の下と掛け布団の一番上に使用。
アルミコーティングしてないシートとビニルシートとでは比較していない。



保温材を巻いて百均保温袋に入れると朝冷たい水を入れておくと夕方まで冷水を期待できる熱帯地方にいても水は常温になるのが遅い。

注意:炭酸飲料水のボトルは丈夫だがミネラルウォータ用のボトルは蓋も容器も材質が薄く簡単にひび割れする、気温の変化で内部の空気が膨張し割れ口から水を押し出す。特にカバンに入れると事態に気付き難い要注意。

熱帯域では路上でも冷やしたミネラルウォータを売ってるがシールが未開封か確認する事は重要、空ボトルに水を詰めて売っている場合も。


 I*蚊取線香*I、 携帯蚊取り線香ホルダー*I *I 蚊取線香、 線香の消費を少なくするには 前もってエアコンで部屋を冷やし湿気を取っておき、蚊取り線香は寝る直前の10分程火を点けて朝まで窓を開けない。
窓を開ける場合など煙の量を少なくし長持ちさせるには火を点けた後、火を消さないようにして蚊取り線香に水を塗って湿らせる。火から遠い部分はたっぷり水を含ませる。火が廻ってくるまでに乾いてしまうから。

但し湿った蚊取り線香は渦巻きが垂れて来るので真ん中だけで保持することは不可能。線香全体で保持する蚊取り線香ホルダーが無いと朝まで火が着いた状態で保持できない。
上手に湿らせると一巻きで15時間以上、煙を継続する事ができる、この場合は真ん中に火を点けて使う。外側から火をつけると線香が移動した時に火の部分が容器の縁に接触し火が消える。

蚊取り線香の丸い紙製容器はチーズの容器、チーズのメーカーにより大きさ厚みは違う。
キャンプを予定の旅では火の点いた線香保持するホルダーが必ず要、通常は左端のように蚊取り線香と簡易ホルダーのみ持参。外国で買う蚊取り線香は効果が薄いが日本のキンチョー蚊取線香は効果抜群。

マッチやライターが持って行けない国地域では蚊取りスプレ-

ワンプッシュで匂いもないし快適(と書いてあるがほのかに香りがある悪くない匂い)、ワンプッシュで効果が疑問なら複数回プッシュ、ノズルを押し続けても押した瞬間しかスプレーが出ない一定量のスプレー構造になっている。容器サイズは手の中に収まる程度、機内持ち込み荷物にしている。但しLPGを使っているからとフィリピンでは没収されてしまった、韓国やその他の国では確認して通してくれた。法律や決まりは国により異なり変わる。


J*サンダル、機内用折り畳みスリッパ *J *Jサンダル、 スリッパタイプでなく鼻緒の付いたサンダルが良い、 非常時に走って壊れない小型軽量の履き慣れたもの、 かさ張らなければ良いが一般的に安物は履き難く壊れやすい。 価格より物を良く見て購入。
折り畳みスリッパは航空会社によっては無償でくれるので捨てずに保管する。5時間を越えるフライトでは靴を履いたままでは疲れるので履き替え必需品。


K*半袖/長袖シャツ、 雨具カッパ&ズボン雨具、ズボン予備、パジャマ、スカーフにもなる薄手の風呂敷、水着にもなる短パン、プラスチックバックルのベルト*K *K
半袖/長袖シャツ:暑い国では日焼け止めに薄手長袖シャツが必要、汗をかく環境で使うので汚れが目立ちにくい色物柄物薄手で風を通しやすい物、黄土色のカッターシャツ、黒色は日光を吸収して暑い。
蚊よけには淡色系が良いズボンも、但し薄手生地では蚊に刺される。 シャツ2枚目は少し厚手の寒さしのぎ出来る長袖但しウールの生地でなく綿か綿とアセテート等との混紡生地でネクタイを締めれば冬のビジネスシャツになるような、そのままで一流ホテルに入れる程度のシャツ、この二種類を持参、更に寒さをしのぐ時は両方を着る。

雨具カッパ&ズボン雨具:雨だけでなく防寒が必要な場合は雨が降ってなければ外側は長袖シャツでも中に雨具のカッパ&ズボンを着用し通気を遮断する、百均商品等の薄手で良い。
ジャンパーは現地が夏でもアラスカなどの寒冷地、1000m以上の高地、寒い地域に行く場合は当然必要。
アフリカの町は海岸近くでなければ赤道下でも1500m位の標高なので寒い。ジャンパーが必要なくらいの寒さかは自分で確認する。

予備ズボン:ポリエステル製夏用は軽くてかさ張らない(Gパンの1/3以下)暑い地域の旅では履き替えに使えるし、 冬は常用のズボンが裂けた場合等に買いに行くまでの応急使用。 更に欲を言えばパジャマの代用になるような楽に使えるものが良い。
但し生地の厚いジーンズはバイクなどで転倒した時には怪我から守ってくれる。

パジャマ:部屋でくつろぐ時はパジャマに履き替えるだけでリラックスする。下だけでも良い。

スカーフや風呂敷:風を通しやすい薄手のスカーフでも女性が頭をスカーフで覆うとイスラム国で一人で歩く時にイスラムの女性として見え、不潔なな輩に声を掛けられるのを防ぐ効果がある、奴らはイスラム女性に手を出すととんでもない罰があるからだ百叩きの刑等(鞭で背中を百回殴打する痛くて気絶するが水を掛けて気を正気にして続ける)。
キリスト教などの教会に短パンなどの足を露出した状態では入場を許されない、その場合はスカートになるように腰からスカーフを巻くと入場できる。荷物の多い時の風呂敷にもなる。

短パン:暑い地域では外出にも使えてホテルのプールで水泳パンツにも共用できるのが良い。本格的に泳ぐ人は別だが多用途に使える物を選ぶ。

プラスチックバックルのベルト:空港の保安検査でズボンの金属バックルのベルトを外せと言われるが取り外しが面倒くさい。 特にベルトに小物入れカバン等を着けてる時は非常に手間がかかる。プラスチックバックルなら 「外せ」と言われたら「プラスチック」と言ってバックルに指差しして殆ど通過できる。


L*ディジタルカメラ*L、 カメラスタンド、 充電電池、 充電器、 予備電池 AC差込アダプター(国毎に電圧と接触部分の形状と軸の場合は軸サイズと軸の間隔の確認必要)、*L *L予備電池、 充電不可能地域を長期滞在するには専用電池でなく単三や単四型の充電式電池とアルカリ乾電池両方で使えるものが良い。 但しデジカメもメーカーによっては充電式電池の1.2Vとアルカリ乾電池の1.5Vを設定で切り替える必要のあるカメラがある。キャノンは切り替えなしでどちらでも使える。

ニッケル水素電池はサンヨーエネループ等の自己放電の少ないタイプがお勧め、最新のは追い充電できるし充電した直後なら毎日使っても10日以上の旅で交換の必要が無い。充電器は持っていく必要が無いが電池予備は必要。 今迄のニッケル水素電池は1ヶ月10%以上の割合で自己放電(自己消費)する。ニッケル水素電池を長く使うためにを参照

ACアダプターと言っても差込ピンの差し込みアダプターと電圧のアダプターがある、つまり差込口の形状を変換するアダプターと電圧を変換するアダプター。

下記はピンの差し込み口の形状


Aタイプも片方のピン断面の長さ方向寸法が違う物がある、接地側のピンが少しデカく差込口が対応してないと使えない洗濯機等に多い。更にAタイプでもコピー機などの大きな機器はBFタイプのようにもう一本アースのピンが付いたのがあるが旅で使用する機器はアースピンは無視して使う。

持っている機器がAC100〜240対応してない場合は電圧アダプターが必要。周波数は50/60Hzが一般的だが船や車両など乗る物によって400Hzがあり、物により壊れる。
電圧変換アダプターにはトランス式と電子式があり、持っている機器が電子式のAC100用ならトランス式電圧変換機しか使用できない。
プラグのアダプターには電力制限の規定がないが電圧アダプターには使用電力が決められていてその容量を超えて使うと発熱し発火破壊する。
容量を大きく超えて使用すると短時間で、一瞬で破壊する。
電子制御式でないドライヤーなら電子式電圧アダプターが使える。
トランス式電源アダプターは必ず入力電圧と出力電圧が定まっていて、100〜240v等の広い電圧範囲には対応してない。コイルの巻き数比によって変換電圧が決まってしまうからだ。

最近の機器に付属する電源アダプターは電子式のAC100V〜240vなので電圧アダプターは不要だが差し込みアダプターは必要、でも電源アダプターの電圧範囲確認は必要。

普段持ち歩く差込アダプターの写真(下)
上列右端のBとCとは似ているが接触子の軸の直径が異なる判り難い。SEとB3も軸径が違う、BFは香港、カバーは横にあるがでかいので取り外して日本の差込口を直接取付てある黄色い紐はプラグ引き抜き用、左から二つ目白いのはOタイプのオーストラリア用ハの字型、真ん中はB3タイプ。

下列右から二つ目の日本のプラグ用の三又を基本的に使用する、差込口が黒く枠が書いてあるのは幅の広い差込側、裏のオスの側も黒枠がありどのピンがどちら側か判るように表示、更に電気が来ているかの表示ネオンランプも着けてあるが中国製の三つ又コンセントは接触部分が貧弱なので充電器などの消費電力の小さい物にしか使えない。

差し込みプラグから10cm程のコードがあるのは差込面が壁面より奥の差込口があるので持参。下の列の白い三つ又は電流は流せないがAと,Cに使え無理やりBにも、日本で15Aと記載のAタイプはプラグを差込むと接触子がピンを両側から挟み込んで接触面積を広くしている、掲載の白いのは片面での接触。
電球式のランプは200v用で100vにも使用する、宿によっては天井の明かりを消すと全く真っ暗な場合があり夜中に困る。百均にあるUSB電源で使うLEDライトが良い。
電球は駄目だがLEDライトは発熱しないので夜中明るすぎる場合は紙でカバー出来る。

差込アダプターは差込口の金属接触部の形状が異なるが下記写真の右上の二個はピンの間隔が18mmと19mm、ピンの太さも4.8mmと4.0mm、
更にインドでは間隔は19mmでもピンの太さが5.0mmと様々ある。
写真左上から灰色BF→A、白色O→A、黒色B3→A、黒色B→A、黒色C→A、各タイプ変更して日本のAタイプが使えるようにした。

最近はUSBの充電口があちこちにあるが、USBの口には電源だけでなくデータを吸い出す事も可能なので悪意のある人が設置した充電口ではスマートホン内のパスワードやクレジットカードの暗証番号が盗まれる。充電口が電源だけが接続されているとは限らない、パソコンに接続されていたら充電もできるがデータのやり取りもできる。私は不便でも自分のUSBアダプターを持ち歩いている。

M*タオル、 針金製ハンガー*M *Mハンガー、 安宿ではタオルもハンガーもトイレットペーパーさえ無い場合がある。ホステルではタオルは有料。 針金のハンガーは加工して他の用途にも使える。ハンガーは宿で借りることもできる。空港により針金ハンガーは先の尖った金属として没収される。


N*トラベラーズチェック(T/C)、 T/Cの控え*N *N トラベラーズチェックT/Cを失った時の再発行に必要なT/C控えはT/Cとは別の場所に保管する、T/Cを貴重品と一緒にするなら控えは洗濯物と一緒にするなど、 パスポートのコピーなども同様だ。全て盗られた場合に備えてネット上に保管する。
気づけば同時に盗難に合いそうな所に入れている私だが荷物の中で常に別になるものに入れT/Cと控えと両方を同時に無くさない様に工夫。 何処が良いかは自分で考える。 控えは紙だけでなく携帯にも書き込んでおく。  T/Cは高額券だと現地で再発行を断る時もあると聞く。


P*透明ガムテープ小*P *Pガムテープ、 洗面台の流し口をテープで止めて洗面台を洗濯槽にして洗濯する。 その他の応急用、紙のテープは重ね張りができないので透明のポリスチレンなどのガムテープ、 透明なら名前の上から張っても見える。出来れば手で切れる薄い布を織り込んだものが良い 小さな数十m巻カッター付が百均にある。テープ類はフィリピンでは没収する。


Q*マスク、 塗り薬、 バンドエイド、 紙テープとタバコ*Q *Q紙テープ煙草、 傷は怪我したら直ぐに水洗いし、細菌が入らないように紙テープでも何でも張っておけば化膿しにくい。 痛いのは化膿した場合だ。
バンドエイドは手洗い等で水を含むので菌が入りやすいと考えて怪我した最初の日は紙テープで塞ぎ、 半日〜2日して怪我が治りかけたら乾燥が必要なのでバンドエイドが良いと思う。(思うと書いたのは私は医者でないから)
大量出血はタバコをほぐして出血場所に振り掛けて空気に触れる面積を大きくし止血する。 吸水性の良いガーゼで覆っての止血も良いかも知れない。 圧迫止血方法と併用する。胃腸薬、風邪薬、高山病の薬、マラリア予防錠剤、点眼目薬以外に持っている薬と名の着くのは虫刺され痒み止め用にオイラックス軟膏マイザー軟膏ゲンタシン軟膏、メンソレータム、ホルムス粉薬、チューブ入りの物はページ末で述べる薬入れダクトケースに入れている。薬を持っていても安易な使用は逆効果、効能を調べて症状と薬の使い方を知って使うべし。上記薬名のリンクは効能と使用注意。粉類は小さな容器や小さなビニル袋にシールして持参。歯痛にはラカルトニュー5で歯を磨くのではなく歯茎の周りに少量塗っている但しチューブ入りの大きな物は機内持ち込み荷物にすると捨てさせられる必ず預け入れ荷物に。旅に出る数か月前から前もって必要な予防接種(必読) なを全ての薬と名の付くものは旅に出ない普段は冷蔵庫に保管している、薬の効能を書いた紙も一緒にしている。 医療知識メモのある私のページ

飲み薬はG*に記載

R*VISAカードその他のクレジットカード予備*R *Rカード予備、 クレジットカードはコンピュータが不正使用と判断したら自動的に無効になる。 スキミングでデータを盗まれ悪人の不正使用で本人の知らない間に無効になりカード支払いを当てにした旅では途中で旅行が出来なくなる。
日本でも暗証番号入力時には財布などでキーボードをカバーする癖をつける。癖をつけるとキーが見えなくても正しくキーを押せる馴れればできるものだ。
カードの使用限度額は最小限必要な額に下げておく事を薦めるし限度額を本人が知っておく必要もある。 カードを当てにして旅する時は必ず複数の予備が必要

なを、2010/7には限度額より随分小さい額だが本人の正常な10万以下のカード支払いを不正使用と判断して無効に。 日本在住中だったのでカード会社に電話して直ぐに無効を解除したが海外でなら簡単にカード会社に電話できる状況にないのが普通だ。クレジットカード注意を参照、現金換金性の高い商品券は犯罪の恐れがあるので不正使用と判断。

スキミングされた事に気付くのは必ず時間が経過してから、スキミングされる時は全く怪しく感じない状況でやられる。相手はプロだ。スキミングの後始末を参照


S*ボールペン2本以上、日常筆記用小手帳*S *S 手帳小、 混んだバスの中でも取り出して書けるように常に胸のポケットに薄い小さな手帳を入れておきメモを取る何でもメモ用小ノート

右端のビニル表紙のついたのが銀行でもらった手帳、これを分解。 中身は32頁(16枚)毎の冊子を束ねてあるので区切りの部分で切り離して封筒などの青や肌色の厚紙で表紙をつける。
綴じてある糸もつけたまま背中部分に糊を着け表紙をつける、胸ポケットのサイズに合わせて手帳の幅を切断、左端はこれから切断する綴じ直した手帳、横幅を切るので表紙は小さめの青色紙を流用、 上の2011DIARYや真ん中と右の青いのは幅を小さく切断したもの。 

32頁あれば2週間くらいの旅でメモだけなら充分、筆記具も細いボールペンや手帳用の鉛筆。印刷してあるページの日付などは無視、罫線も使える時は使うが通常は無視して使用する。

鉛筆は芯が折れる可能性が、ボールペンは途中で掛けなくなる可能性があるので予備は必ず必要。
ボールペンはノック式より回転させて芯が出るタイプが良い、手帳や筆記具、めがねなどをポケットに押し込むためにボールペンに当たって芯が出るとインクがポケットの中を汚す。

ボールペンは細い小さめが良い。 仲良くなった人に名前を書いてもらったり、 怪しげなタクシーには交渉した時の価格を本人に書かせて後でもめないようにする時も必要、 先に支払えと言って来た場合など少額でも信用できる相手でも領収書を書かせる、「俺が忘れるから$100払っても$200払ったと記憶するので金額と本人の名前と電話番号を書いてくれ」と言う。
手帳には見た事や状況も文字だけでなく図示や簡単な絵を入れ、 名前等はスペルが判っても発音はカタカナで必ず書く、その時は判っていても後から読んで発音が思い出せないからだ。

最初のページや2ページ目は旅行中の何度も使う見る必要のある内容を書くのに使う、初対面同士のグループ旅行なら参加者の名前など、ノート最後のページはメモとして書いて切り取って渡すのに使う。

頭から3ページ目以降からは日記のように時系列で記録する。 役立たない情報でも書き留める。 異文化の中では日本の常識に無い細かい事は沢山あり記憶違いと共に信じられないくらいに忘れやすい。 その都度、少なくとも日の最後には思ったこと感じたこと等もメモ程度でも記載しておけば後から思い出す助けになる。

朝には前日を確認して+1した日付曜日を新しい頁の上部に記入する、それで帰る日が何日後かなどの予定の確認が出来る。
全て慣れた日本語で書く、名前地名等は現地語で書いて、英語でも書き、発音はカタカナで付け加える。

手帳の表紙には自分の名前をアルファベット大文字で書く、うっかり忘れても誰かが届けてくれる可能性が。現地で使える携帯電話がある場合は電話番号も書いている。バスや船の予約などの時には名前と連絡先を尋ねてくるので、手帳の表紙を見せれば相手は読み取ってくれる。
電話番号は覚えてる10桁の番号を日本語で思い出しながら英語で番号を言うのは難しいのだ。

タクシーの予約など口頭で伝えても日本人なら山田や浜田や天田、遠山と富山の名前の違いを知ってるが日本語を知らない人は音だけで覚えて、ヤマダもハマダもアマダも同じように聞こえる。フルネームで予約しても音の切りの良い短めの名でないと記憶してくれないので行き先の確認が良いと思う。電話で予約したらTをPに聞き取り書いてあった。
日本語の判らない人に名前や電話番号を尋ねられたらアルファベットで書いたのを見せる、間違いをなくし不要なトラブルを避けるために良い。

現地の人にアルファベットで書いてもらったら目の前でスペルを確認しながら自分で大文字で再度記載する。彼らの手書き文字は日本人には読めない判らないからだ。
 例えば数字の1とLの小文字のl、I の小文字の i とJ の小文字の j 、roma rorna の違いは判らないROMAローマとRORNAロルナだが小文字では同じに見えるので発音して確認する、sarnsamもSARNサーンとSAMサム、女の名でもサマンサの省略等SAM はある。書いた人は判っているが我々には判らない、rmはR と M、 nn はN N、小文字筆記体では判らない他にも続けると判り難い文字はある。後になると書いた本人でさえ解らないので違いを意識して文字間を広めにして書き発音はカタカナで書く。
書くのは大文字表記にし 1と Lでないと、I と J でないと、小文字手書きは判別不能、自分の字で大文字にしないと分からない。
彼らが書くと大文字であっても彼らの書体は間違いやすい。
数字Oゼロと0オーと○丸(good良いの意味)、崩れた字は6と0と2の違いが判別不能。1と7も、Vが2個続いたVV と W など。
日本人の習字能力は素晴しい。必ず自分の字で清書体で直ぐ横に書く。書いてもらったら直ぐに描く、後からでは思い出せない。

メモは失敗の反省にも役立ち、勘違い等も書いた順番で時間の前後も判るし、原因究明に役に立つ。
後から関連する情報を加筆すると思う時は行間隔に余裕を持たせて数行空けて書く。
ページの不足が心配なら先に日付だけは帰る日の月日まで書いてしまう。曜日は当日朝に漢字で記入する癖をつける事により曜日のある最後の日が本日と判る。
かさ張らないメモノートなので予備をかばんの底に一つ入れている。
失敗はくよくよしないが同じ失敗を繰り返さない為には原因を追究して大切なポイントは押えて後日であっても整理し、ポイントを押さえて対策する。
大切な事は同じ失敗は繰り返さないように気をつける。


T*日本円、ドル、現地通貨や現地通貨を現地で引き出せる新生銀行やみずほ銀行等の海外で使えるキャッシュカード*T *T現金、 日本円からドルに換えて現地のお金に換えると手数料が何度も必要、 日本円から直接現地のお金に替えるのが効率的、 でも空港両替所はレートが悪いので必要最小限に。 日本以外では銀行であっても受取った金は必ず目の前で確認する、 後ろに人が並んでいても確認する権利がある。 確認しない日本人が多い事を知っていてワザとごまかす係員、銀行でさえも。 ドルは乗り継ぎで立ち寄っただけの国の空港でも使えるので少しはあると便利、 どの通貨でも現金は盗難に合うと帰ってこない。 
両替はドルからの方が得な国つまりドルを日本円に為替レートで換算して明らかに得、時折は数倍の差がある、ドルはどこでも両替できるが日本円は空港しか両替出来ない等がある。
現地通貨で払うよりドルで払う方が日本円で比較すると何割も安くなる国(タンザニア等)もあるので事前調査の上、持参するドルの額を決める。ウズベキスタンではレートが極端に違った。

みずほ銀行、新生銀行など幾つかの銀行のキャッシュカードは外国のATMで現地通貨を引き出せるので現金を大量に持ち歩く(=危険を招く呼び寄せる)必要もない。
カードを作ったら外国で使えるか確認要、銀行にとっては外国で引き出せるのはリスクを増やすだけなので別途申請が必要な場合も。
銀行カードも海外で出金できる銀行は減っている、スキミングで出金されるリスクがあるからだ。クレジット会社に比べてリスクマネージメントが弱いからだ。
クレジットカードでも現金が引き出せるが出金限度額はあるし支払日までの金利が14%または越える。

2018/12から新生銀行キャッシュカードは海外で直接使えなくなった、名称:APLASのカードを発行し、新生銀行に高額預金があってもアプラスの口座の分しか引き出せないので使う可能性のある金額のみアプラス口座に移行しておくスキミング対策。

ATMでは暗証番号入力時は手元をカバーする。
カードはATM機械が飲み込んで出てこない場合もあり、できれば現地の金融機関が開いてる時間帯に使うか日本に電話してカードを止めてもらえる電話の掛けられる状況で使用する。
持ち帰っても日本円に再両替できない沢山ある各国の通貨、現地通貨は必要分だけ引き出す。


U*洗濯用粉石鹸*U、シャツ*U、 パンティ*U、 靴下五本指靴下*U *U洗濯洗剤、 何日滞在し、何 日目に洗濯するかによって持っていく下着の予備数と洗剤の数を決める。 長期の旅では宿が決まってるなら何日目の宿泊が洗濯しやすいか時間の余裕も必要だが干しやすい部屋かによる。 洗濯機のある所ではなるべく洗濯する、洗濯を引き受けてくれる所もあるので人件費が安い地域では良い。コインランドリーが無い場合や使えない場合はLaundry旅の衣類洗濯方法を参照、私は洗濯機があっても使わない。
五本指靴下は綿製で厚めなので冬用と思いがちだが各指の汗を吸い取ってくれるので夏でも蒸れや暑さを感じないで長時間履ける、更に裏表での使用は不可でも左右どちらでも履け穴が開いても穴が困らない位置に来るように左右を逆にして使える左右どちらも使えなくなったら捨てる、但し複数持っていれば色柄がないので使えない片方のみ捨て、穴の開いた物同士新しい組み合わせで使える。


V*ハンドクリーム乳液*V、シャンプー*V 歯磨き剤(ラカルトニュー5)*V 日焼け止め*V *V液容器、  飛行機の旅では気圧も気温も上空は低く、客室は加圧と冷暖房が効いているが預入れ荷物の荷物室は温度も気圧も客室よりかなり低い、特に温度は管理されてないので低い。
シャンプーや日焼け止め、乳液などの液状のものはしっかりしたネジでキャップするタイプの入れ物でないとにじみ出すか、容器の中の空気が膨張してキャップを押し開ける。
現在は液状の物は小さい容器以外は機内持込荷物に入れられないし、X線検査で見つかり捨てるしかないのでしっかりした容器に入れて預入れ荷物にする。
歯磨き粉は歯を磨く用途、別にラカルトニュー5は歯磨き剤だが歯が痛い時に歯茎に塗るのに歯磨き三回分小さな容器に入れている、歯槽膿漏やその他の歯痛の時に歯茎に塗ると痛みが和らぐ痛みを我慢でき現地で歯医者に行かずに日本まで帰れる。


W* JAF会員証*W(車を使わない場合でも)国際JAF会員章、 車を使わない場合も美術館の割引やレストラン、ホテルも割引などがあり、 レンタカーを使う場合は各国のJAFのような団体にお世話にもなるのでJAF会員証は有用。現地オフィスでは地図を無償で提供してくれる場合も
JAFで海外での使用を紹介している
各国の車の会員組織のJAFのような営業所ではJAFカード提示で車を使わない場合でも地図などが無料で受け取れる。

ヨーロッパならここで左の「in 1 Location」から場所を指定してください。

アメリカのAAAは途中のロゴをクリックして市名と州名か郵便番号ZIPコードを入れるhttp://www.aaa.com/PPInternational/International.html
の途中のロゴをクリックし市名と州名を入力するかZIPコードを入れる。
場所と郵便番号ZIPコードの対応表、州名の略号2文字と市名を入力


X*土産用の百均の時計や懐中電灯*X *X 現地の人に親切にしてもらったり、少し何か礼をしたい時はわずかな現金より百均にあるLED懐中電灯や時計、カラフルなもの、直ぐに実用に使える物で見栄えの良い物が喜ばれるのでLED懐中電灯は多めに持っていく。私はポケットにある使用中の物を差し上げる、進呈する時に荷物から取り出せない状況が多い。包装から取り出して持参。日本人以外は電池を交換するなどのメンテナンスは苦手、電池も入手が日本ほど簡単でない、特にボタン電池は都市部でも探さないと無い、何年も前に仕入れた物、電池交換も慣れてない出来ないので懐中電灯は押している間のみ点灯するタイプが良い。


Y*手提げにもなる折りたたみ式ナップサック*Y *Y 現地でのちょっとしたハイキングや山登り、街中の散策で手持ち荷物がいくつかある時に使う、複数個持参してバックパックが壊れたり泥棒にカッターナイフで大きく切られたりした時の緊急に全荷物が入るように2個持参している。

Z* 便利グッズと工夫

勝手に外れないキーホルダー

大きさを示すために鉛筆と撮りました。5個百円で売っているキーホルダー。
通常は簡単に外せないが手前に出たレバーを左に引けば口が開くので片手で外せる。
バッグを背負っていて背中にあるキーでも玄関を開ける時にキーが片手でバッグから取り外して使える。

片手で外せないキーホルダーや片手で外せるが勝手に開き外れる物などが多いが、これは片手で取り外せて勝手に外れないのがキーポイント


薬入れダクトケース
チューブに入った薬を持参する時に他の荷物に押されても破れて中の薬が出たり被害を防ぐのに重宝。
これは電気屋さんが使う配線カバー、配線ダクト、モール等の名称で販売されている電気配線部品を流用、細い物では電話の屋内配線でも壁などにネジや両面テープで固定して中に電話線を通している。通常1m以上の長さが販売単位、通す電線の種類、量によりサイズ形状や色は各種あり大きな物を流用する。
私はマサル工業の2号3号を使用した 又は未来工業Eモール2,3,4号を使用 色は白、こげ茶、クリーム色など製造メーカーにより少し違う。
チューブの形状を利用、二個のチューブを上下に入れる、ここでは幅22mmのダクトを使用
 
本体側、カバー側共チューブの最大径部分はくり抜く、穴はカッターナイフで開けられる
大きい穴と小さい穴を開けてカバーも上下を替えてチューブ中身の使用による径の変化に対応
チューブの大きさによりいくつかのサイズの穴を作ってある


断面を見るとカバーと本体側が引っかかるように爪がある上下部分1cm程は引っかかりを削り、カバーを外す時に外れ易くする、これをしないと外す時に手ごわい。
使用しているダクトの幅は26mmのタイプ

プラスチックの引っかかる部分上端の引っ掛かりを左右とも1cm程削った後が見える


重宝する物:写真下の左上は重量測り(重さ100g程、1500円)50kg迄計れる、格安航空は機内持込み荷物も預入荷物も重量制限は厳格なので計測、重量物は上着のポケットに入れる等、身に着けて荷物の重さを加減調整する。
規定が10kgなら10.1kgでは追加料金が発生する、空港での荷物追加料金は人間のチケット代より高い。
重量測りは電池式なので使わない時は電池部に薄いフィルムを挟んで旅行中は荷物の中でスイッチが押されても電源が入らないようにしてある。赤いのがフィルム、使う時に引き抜いて電源ボタンを押す、最初は重量測り、二度押すと温度表示になる、フィルムを入れずに電池がなくなっていた事が何度かあった。

黄色の電気ヒーター200V用500W(重さ100g、千円)、右の紙コップ一杯なら200vで数分で沸騰、サーモスタットはついてないので沸騰したのを目で見て電気を切る。
必ず金属部ヒーター部分は(お湯)水の中にある状態で先に電気を切り、ヒーター部分から泡(沸騰状態)でなくなってからお湯から取り出す。これを忘れると発熱部が簡単に焼き切れる。

200vのヒーターは100Vでも使える時間が倍以上掛かるだけだ。通常は逆は不可能。つまり100v用は200vには使えない。
二種類の中国製600wと500wの別会社同形状があるので同じ条件で使ったらパワーの低い500wが明らかに早く沸いた素晴しい?中国品質。

これでコーヒーも入れるが冬の東南アジア、アフリカでは赤道直下でも1000m以上の高地に町があり昼でも寒くて水でシャワーが浴びれない時に使う。
紙コップをバケツの中にヒーターを入れて使う、ヒーターは高温なので直接プラスチックのバケツに触れると溶ける可能性が、ヒーターの一部が茶色になっているのはお湯が勢いよく沸騰し飛び出して水位が下がり電熱部分が水と接触しなくなったため金属が焦げたヒーターが焼き切れる寸前。
必ず右上の紙コップを一緒に持っていく。実際にはマクドナルドなどのコーヒーカップが非常に丈夫に作られていて直ぐに壊れない市販の紙カップは弱い。

上記の説明補足、ヒーターは中国製の特色である品質のバラつきを考慮、つまり加熱金属パイプ部内部はニクロム線が巻いてあるが巻き方に過疎(バラツキ)があり温度が極端に高くなる部分があり、高温部分がプラスチックに接触すると例え水の中でもプラスチックのバケツが溶け穴が開く事を考慮して紙コップを間に介して使用している。
参考:プラスチック軟化温度 日本の市販プラスチックバケツはポリエチレン製

写真の市販の紙コップは短時間なら使えるが長時間湯につけるとふやけてくる使い物にならない。ファーストフード店のコーヒーのカップは外側が表面処理がしてあり丈夫で長持ち、蓋も付いている、私はマクドのLサイズコーヒーカップを持ち歩いている。

余談として経験談だが外国で透明な水道水を煮沸したら使用後はヒーター部分表面にヌルヌルした物を析出した、これは水が腐っているか混ざりものがある証拠で飲用に適さない、水の善し悪しの判断ができる
煮沸したら滅菌できるが解毒や無毒化はできないし煮沸したからとどんな水でも飲めるわけではない。カビがあると思ったらカビ毒があると思うべし、カビは煮沸すれば死滅するがカビが作ったカビ毒は科学的に安定しており煮沸しても解毒できない。

要するに油分はないとしても水と何かが混じっている証拠だ。それでいてその水は特に匂いも色もなく日本の水道水と同じだった口に含んでも味は感じない。
エジプトで飲んで激痛を伴う下痢をし5分毎の便意でトイレから出られない立てない状況が数日続いた経験もある。

写真右下は百斤の裾上げテープ、衣類の縫い目が解けた時にアイロンで接着する、アイロンが無い時は髪の毛を伸ばす電熱伸ばし器で使用した。
要するに温度を上げて熱くなった状態から冷えるまでの間を押さえ続けられれば布地の補修ができる。


ヒータ-も紙コップも水没してしまうが発熱部はプラスチックバケツに直接当たらない。
極寒地でなければ大きいバケツの10cm位の水をコーヒー程度の熱さにし
水で希釈すると体に浴びる水温にちょうど良い


5回以上使用したら紙のカップは外側の印刷がはがれてカップ自体も崩壊しかけになった



普段は帽子になっていて網は帽子の内側に収納、蜂などが来た時に網を帽子から引き出して使用¥1000-



ポケットジャケットは暑い地域でTシャツで過ごす時の不足するポケットを補完する。¥2000-

重宝するのは暑い地域だけでないことが判った、持込荷物のセキュリティが厳しい観光展示施設(ホノルル等の軍に属する施設では必ず厳しい)、持込荷物制限でバッグや小さな手荷物など手には持って入れないがポケットに入るもののみ許可される、カメラや予備電池等の小物が多い場合に重宝する。
格安航空の機内持ち込み荷物重量は厳密に測るがポケットに入れて持ち込み荷物を軽くする。ポケット荷物の重量は体重とみなすからだ。重量超過追加料金は超高価。


防寒シートは必需品 寒い時に軽くて携帯に便利、下に敷くには左の物を使用する裏は薄い発泡性シートで1mm程の厚みがあり、床面の温度を遮断して座面に伝わらない。
右はポンチョスタイルの物だが普通jのシートでも構わない、人間が起きて生活している時はポンチョスタイルが便利、寝ている時でも服の上から布団の上の外気に触れる部分の一番外側に使用する、布団の代わりに使えば厚手の布団の代替えにさえなる、但し体には毛布や夏布団などを使用して一番外側に使用する写真右の物でも左の物でも構わない。
携帯には右のものは厚みがないのでかさ張らない。アルミコーティングした導電性のシートなので雷や電気により災害を考慮すると天気の悪い野天では使用しない方が良いと思われる。



赤いのがキャップ、電源押しボタンは電池の黒い土台の裏側にある。押すと真ん中のLEDが赤く点滅する直径数センチの小さなランプは暗い時に目立つ、百斤ショップにも同様の機能のものがある、点滅やLEDの数がある物など、用途に合わせて選択する。夕方以降に待ち合わせをしている時に役立つ、特に顔を知らない人との待ち合わせは「赤いピカピカを探して」と連絡すれば見つけてくれる。
インターネットで呼んだGrabやUberタクシーとの夜の待ち合わせ等に必需品

押しボタンで電源が入る機器は通常はバッテリーと端子の間にフィルムを入れて荷物に押されて電源が入るのを避ける。
使うときはカバーを開けなくてもフィルムの端を引っ張れば電気が通じる。


火災報知器兼一酸化炭素検出器
旅では疲れて長時間爆睡することもしばしば、宿泊もテント泊や排気煙突の無い燃焼型の暖房の宿もある、どんな状況でも危機危険は予期せぬ時に突然牙をむいて襲ってくる。

ナチス強制収容所でユダヤ人殺戮にも使われた不完全燃焼時に発生する一酸化炭素は無色無臭で空気よりわずかに軽い毒ガス。他にも危険なのは無毒な気体ガスが多くて空気中の酸素濃度が下がる場合も窒息して死に至る、その場合は死に至るのに時間が掛かる。
でも一酸化炭素は肺の中で血中ヘモグロビンが既に取り込んでいる酸素を引き剥がすので細胞への酸素供給が遮断され早く死に至る。

生活の中にある炭素元素を含む物を燃やすと最初に一酸化炭素ガスが発生し、それが高温に触れて燃焼し二酸化炭素(無害な気体CO2)になるが、全部が完全に高温に触れる訳でなく燃え残りの一酸化炭素COが存在する。

東京消防庁の一酸化炭素に関する情報 酸素より一酸化炭素の方が200倍もヘモグロビンに結合しやすく、酸素が結合できなくなる。

2018/3/14のNHKニュースの木造アパート火災では火から遠く離れた建物反対側で(天井裏は部屋毎の仕切りがなく共通と思われる)部屋は全く燃えてないのに寝ていた住民が一酸化ガス中毒で死亡していた。
私の推測だが一酸化炭素ガスは空気より軽いが多く発生し充満すると(ガスの圧力が高い状態)では天井裏に充満し天井板の隙間から部屋に侵入し、火事で騒いでいるのに気付き目を覚まして意識はあっても本人は既に体が動けない状況だったのではと思う。少しのガス濃度でも死に至るのだ。
炭や練炭コンロは燃える素材が高温になって一酸化炭素COが発生しても高温の炎の部分が少なく、一酸化炭素が燃える機会が少なく、そのまま空気中に放出されるので中毒になり易い、だが紙や木が燃えても一酸化炭素COガスが発生するがCOガスが発生した近くに炎があるので殆どが無害な二酸化炭素CO2になる。

タバコの火が布団に火が付くときなど火災の発生がゆっくり(炎がない)でCOガスが先に大量発生すると記載があったCOガスが高温に触れる機会がないので発生したCOガスはCO2にならないのだ。木造アパート火災の状況に近い。

日本ガス石油機器工業会の案内: 一酸化炭素(CO)は色も臭いも無く、毒性が強い気体のため、ほんの少しでも吸い込んでしまうと気づかないうちに中毒になる危険があります。
一酸化炭素(CO)中毒の最初症状は風邪に似ていて気づきにくく、次第に頭痛、吐き気がし、手足がしびれて動けなくなり、重症になると人体に強い機能障害を起こしたり、意識不明になって死にいたることもあります。
0.5〜1%濃度で1〜2分で死に至る猛毒の殺人ガス。1PPM=百万分の1=0.0001%、1万ppm=1%、下記はガス検出器案内の一部


炎が出て燃える時より煙草の火のように炎がなく物体が火でくすぶる時の方が一酸化炭素が多く出る。

新コスモス電機に各種警報機がある。電池寿命5年のSC-715Tを9千円で入手2019oct
これは煙による火災検知と一酸化炭素を検出する警報器のみ、都市ガスやLPガスなどのガスの漏れ検出機能はない。

SC-715T取扱説明 : 特に推奨する取付場所と使用方法を抜粋


 取付不適切場所







中国製の安い一酸化炭素検出器と煙検知器が一緒になった物を持参する事に。2016apr

amazonでKEDSUM2in1中国製¥2500-を購入、白ケース直径15cm厚さ5cmはデカすぎる

上記の内部基板部分のみを自作ケース縦横16x9cm厚み2cmに収納、基板と電池だけの最小寸法5x10cmのケースが見つからなかった。
高さの高い部品部分はカバー側に穴を開けた。使用時はカバーを外し設置、荷物に詰める時はカバーし電池を外して持参

この下の説明書によると部屋の角以外の上部に設置する必要がありそうだ。天井に近い位置に置くだけだがロッカーの上など見えにくい所に置くことになりそうなので宿を出る時に忘れないように長い紐をつけ、紐先に自分で判る札をつけて目の高さに来るように札を設置、朝目が覚めたら直ぐに札を引っ張って回収する、後回しにすると忘れる。

誤作動:
この中国製商品はネパールに持参し窓を開けた外気の入る火の気の無いコンクリートの部屋で警報が鳴った全く煙も臭いも何も無い気温20度位の時に誤動作が一度あった。

日本製一酸化炭素検出器商品のTV番組の実験では火災発生時に温度や煙での火災警報器よりかなり早い段階で一酸化炭素検出してアラームが鳴った。 高価でも日本製が良いかも。

中国製の取扱説明書、パルス的にピッピッとなるのは一酸化炭素検出、ビーと鳴るのは煙感知で赤いLEDが点滅、その他詳細は下記参照









以上 END