予防ワクチン事前接種
2019年1月に日本で狂犬病予防ワクチンを接種した、ワクチンは人間用と犬用と同じものか、咬まれる前と咬まれてからと接種するのは同じワクチンか尋ねた「両方ともそうだ」と、行った医院の医師は言っていた他の医師にも同じ質問をして確認したいと思っている。神奈川県のサイトには人用と犬用とは違うワクチンだと記載があった。

私の接種理由は単純、高くない金額の事前接種でリスク回避できるからだ、使った銭は保険で戻る場合もあるが失った命は決して戻らない、俺様流のリスクマネージメント。

いつでも何所でもその場で何とかする旅を続けているが狂犬病は咬まれてからの事後処理は本当に大変で、どんなに緊急でも何とも出来ん事態に陥ることは容易に想像できる。
あらゆる事故は想像もしない時に突然起こるのが普通。運の悪い時に起こると事態を更に悪くする。偶然であれ何であれ何れも普通に起こる事。
日本以上に犬を連れて街を歩いてる国は沢山あり、咬まれて犬に予防接種してるか犬の所有者に尋ねる機会があるか?殆どの場合は不可能だ。

下記にあるように動物の状態が分らない状況(通常は判らない)で咬まれたら直ちに病院に行き24時間以内にワクチン接種する必要がある。
西欧先進諸国でも医療機関の整った所にいる都市部に滞在している時を除いてそんな事は不可能、接種出来ても6回も必要!。
どの国でもその日に接種できる保証は誰もしてくれない。
2018/5/28に咬まれて病院に行ったが目に見える傷がなかったので「多分大丈夫だ、祈っておきなさい」と何も処置してくれなかった数千人死亡者の出てる国の二番目の大都市の病院でだ。

事前のワクチン接種がなければ単純に引っ掻かれて傷がなくても狂犬病の可能性があり狂犬病なら死に至る。実際にコウモリに引っかかれ血が出てないのに感染した人もいる。
狂犬病の解説を読むと「咬んだ動物を経過観察し狂犬病でないか確認」とあるが実際には友人が飼っている動物以外は咬んだ動物がウィルスを持っているか確認の方法がない、捕まえて確認の結果を待っていたら処置が遅れて人間は時すでに遅しとなってしまう。咬まれた時に捕まえても人間のように白状しないので特定できない。

途方に暮れてから「億でも何でも払うから何とかしてくれ」と言っても誰もなにも出来ず、むなしく時間が経過、三途の川を渡る羽目に。
私の大好きな、日本人の好きな精神論「根性」「気合!」では何とも出来ない。
動物が狂犬病でないと確認出来たら以降の接種が不要になるだけで払った金は戻らないが、死にたくなければ当日ゼロ日目から6回の接種を続ける必要がある。

毎年千人万人単位で死亡者がいる国は高価な薬価で咬まれても接種できないからか?
それでアメリカで咬まれてから病院に行った人の悲惨なストーリーは下の方に記載した。

更に2019/6アフリカでは致死率の高いエボラ出血熱とエボラウィルス病の発症国拡大中 厚生労働省の解説 毒蛇もハブに咬れたら6時間以内に抗毒素製剤の投与が必要これは狂犬病より早急な処置が必要なのだ。ハブに咬まれたら 蛇に咬まれて治療費は 2020年の時代でも毎年10人未満だが日本で蛇により死亡している蛇に咬まれた時の判断や処置の情報がある 
何れも日本にいて医療機関から遠くてもドナイシタラ良いかが判っている地域でも緊急事態なのに、日本とは全く違う常識も医療事情も全く異なる地域であるのが海外を旅行するって事なのだ。
犬猫からの細菌による被害(ナショナル ジオグラフィック日本版とYahoo!ニュースによる)はカプノサイトファーガ・カニモルサス(Capnocytophaga canimorsus)という、イヌやネコの唾液に含まれる細菌により敗血症性ショックに、血液の中に入った細菌が、体内から攻撃していたのだ
最終的に抗生物質によって形勢は逆転した。とはいえ、左脚の膝下、右足の一部、手足の指をすべて切断せざるを得なかった死亡した例も多々あるようだ。
厚生労働省によると、国内の犬の74〜82%、猫の57〜64%がこの菌を保菌しているが(「全てのイヌやネコが保菌していると考えた方が良い」と厚労省は注意喚起している)「動物に手をなめられた後は、手を洗った方がいいです」 「飼い主が注意すべきは、細菌が皮膚の中に入り込む可能性があるかどうかです」と。人の体内に入れば、細菌が増えやすい湿った環境があるため、感染症につながりうる。

狂犬病の前に、私の旅先メモmemoからの検疫感染関連部分の抜粋を掲載する

SFTSについて

2016年、西日本で50才代の女性が弱った野良ネコに手を咬れ、致死率の高いSFTS(重症熱性血小板減少症候群Sever Fever with Thirombocytopenia Syndrome)を発症、約10日後に他界。SFTSでの死亡例は多々あったが動物から人への感染が確認されたのは、日本ではこれが初めて。

2017年、日本で猫に寄生していた真ダニに咬まれ最初は赤い斑点だった人がSFTSで死んだ真ダニ対策が必要。(ダニは傷口は小さく深いそうだ)SFTSは抗生物質が効かず、対処療法しかない厄介な病気。

動物から感染SFTS酪農学園 大阪府真ダニ対策 国際感染症センター 厚生労働省SFTS 多くの感染症を媒介する真ダニ 
分布を見ると東京より西南しか真ダニはいないが青森ではツツガムシ病(真ダニ咬まれた跡の写真)、北海道や欧米諸国でも高緯度地域でSFTS以外のマダニ媒介感染症例が札幌市のサイトに記載されている。

真ダニは8本足、世界では800種以上、日本に47種類、硬い外皮に覆われた3〜8mmサイズ、幼虫なら1〜2mm、長時間数日以上も吸血し吸血後は1〜数cmの体長で体重は100倍にもなり一円玉より大きくなる。刺されても痛くも痒くもないがカサブタが出来る、しかし潜伏期間の間にカサブタが治癒すると咬まれたことすら判らない。
真ダニは野山公園などの草むらにいる。1年中活動するが15℃以上で活発になる。

真ダニが皮膚から簡単に取れなければ痛くなくても皮膚に喰い付いているのでワセリンをたっぷり塗って30分放置しハンカチなどで拭くと窒息したマダニが採取される、と紹介されている
ワセリンはリップクリームの主成分、スキンケア商品に含まれる保湿剤等で代用できるか?窒息させられる物が必要、水ではダメか?この方法がダメなら医者に行く。

真ダニの口には釣り針のように返しがあり、無理に抜くと返しが引っ掛かり口器がちぎれて皮膚深く体内に残り化膿する、無理に引き抜いたりつぶしたりしない。
残ったら大げさだが外科的に取り除くしかない。
犬や猫ペットもダニを無理に引きはがさない。ペットでは毛の間に血を吸って大きくなって見つかる例が多いそうな、駆虫剤などをかけてダニが勝手に落ちるのを待つか動物病院に行く。

マダニはSFTS以外に脳炎その他にも感染する。SFTSの潜伏期間 6〜14日、体力のある人等は発症しない場合もある。

患者の血液に触れる等での人から人への感染報告がある、犬がSFTSに感染していて飼い主はダニに咬まれてないのにSFTSを発症、犬の唾液などからの感染と考えられる。
猫、犬、鹿からSFTSの抗体が見つかっている。
真ダニ以外のダニからは紅斑熱、つつが虫病、回帰熱、ライム病が感染する、何れも潜伏期間は長く発症後の初期は風邪に似た症状、風邪だと思って放置すると重篤に陥る、治癒しても神経学的後遺症が残ったりする。

2011年に最初にSFTSが中国で報告されてから2018年2月迄に日本だけで317人のSFTS感染者、60人が他界。死亡者は治療開始時点でウィルス量が高いと考えられる状況なので発症初期診断初期治療が大切、2018年時点での死亡者は50才以上の人のみ。
2019年現在はSFTSに効くワクチンが存在しないので対症療法を早めに受けるしかない。

友人の知り合いがSFTSらしき症状になったが患部の赤い斑点が腫れ始めたら腫れが酷く大きくなって病院に行ったと、でも死亡しなかった(50歳未満の人)意外と身近にあるのだ。

狂犬病
ここにある処置が手遅れになって死に至る「咬まれた」の実情の殆どは甘咬みと呼ばれるじゃれて咬んでくる場合なので血が出なくても、ガブっと咬まないので「感染したかも」の意識が本人にない。
だから狂犬病に気付かないと思われる(私の見解)。

2006年8月フィリピンで犬に咬まれ日本に帰国、11月に風邪の症状で受診し帰宅したが悪化したので数日後入院、11月17日狂犬病で他界、同じ頃に全く別の人がフィリピンで咬まれて日本帰国後発症し死亡、ウィルス検査陽性だった。
2018年モロッコで猫に咬まれた英国人が狂犬病で死亡、猫が狂犬病と思わなかったので咬まれて直ぐに処置しなかったそうだ。
ニュースによると2019年5月6日ノルウェー人ビルギッタさん女性23才が死亡、フィリピンで助けた子犬とじゃれ咬まれ帰国後に体調を崩して入院したが他界、この国では1815年を最後に狂犬病は発生してないので一緒に行った友人も誰もが予防接種してなかった。
2019年9月フィリピンで犬に足首咬まれ未処置の外国人2020年5月22日静岡で足首の痛みと嘔吐、水を怖がる症状で受診、国立感染症研究所にて検査陽性で重症、 6月13日他界。

日本、英国、アイスランド、スエーデン、ノルウェー、オーストラリア、ニュージーランドの7ヶ国を除くアジア、アフリカ、南北米、他の多くの地域で発生、死者は年間ではインドで数万人、パキスタンや中国では各々数千人が狂犬病で毎年死亡、その他の国も。世界の死亡率を調査 これらのデータを見ると海外は日本の日常にない大きな危険が潜んでいるのだ。

咬んだ相手が動物でも虫でもその後の処置は全ての可能性を考慮し早めに処置すべし
狂犬病(Rabies/Hydrophodia)は処置しないと必ず死ぬ。人間が予防接種を済ませていても咬まれたら医者に掛かり2回の接種が必要だが、済ませてない場合は大至急処置。犬に限らず動物に咬まれたら直ちに洗って医者に掛かるべし厚生労働省・狂犬病 検疫所・狂犬病 人間がワクチン未接種で動物に咬まれたら、流水で洗って直ぐに病院に行く。

咬まれてから初めてワクチン接種する医学用語で暴露後接種は0日目(咬まれた日)と、3日、7日、14日、28日、90日の6回行う、発症までの潜伏期間は9日〜2年と長いので未接種状態で後から気づいた時は通常は死を待つのみ。

咬んだ動物を生死を問わず捕獲できるなら病院まで持参して動物の狂犬病ウィルス感染を検査してもらう、検査結果を得るまでは人間は暴露後接種などの処置を行う、高額な接種を6回行うのが嫌なら動物を検査すべし。日本国内で接種すれば健康保険が適用され数千円/回で治療を受けられる。

海外で動物に引っ掻かれ出血のない引っ掻き擦り傷や咬まれたら現地での治療の有無に関わらず帰国時に空港検疫所に届ける(空港検疫所で待機している医師などは最新情報を持っているのでその時点での可能性やできる事、すべき事のアドバイスを受けられる、上記事例のように症状が出てからは完全に遅い)

(曝露/暴露/ばくろ:むき出しにする、あばく、明るみに出すこと、風雨や放射線、電磁波、空気中等、の外界にさらされる事、生活環境で肺、口、皮膚、粘膜などから体内にウィルスや細菌、化学物質等を取り込む事を言う。環境暴露とも言う)


狂犬病 旅行医学会・咬まれた後の処置を下記に抜粋した、決して傷口を口で吸ったりしてはいけない、口や喉の粘膜から感染する
動物による咬傷はどんな動物であろうとも、石鹸と多量の流水で洗浄し、ポピドンヨードで消毒。この局所処置で狂犬病に罹患するリスクがかなり低下する。
縫合を必要とする咬傷では、受傷後数日間経ってから縫合します。出血を抑えるためや、機能の回復、審美的理由で縫合が必要な場合は、傷を縫合する前に狂犬病免疫グロブリン(RIG)を傷創面に適宜浸潤させます。創傷の処置には局所麻酔を使用しても支障ありません。ウィルスは咬まれた部位から神経を伝って脳に達する、下記の症状 2と3に至ると確実に手遅れらしい。

狂犬病感染した人の症状:潜伏期間通常は9日〜3か月、2年以上経ってからも。
1.前駆期:発熱、食欲不振、咬傷部位の痛みや掻痒感、但し症状が現れにくい場合や現れても風邪と誤診されるとウィルスや抗体検査はしないから処置が遅れるので動物に咬まれた事を医者に言うべし。
医者が大丈夫だと言ったら電話でも良い保健所に相談すべし異なる見解が得られる場合もある相談無料だ。
2.急性神経症状期:不安感、恐水及び恐風症状、興奮性、麻痺、幻覚、精神錯乱などの神経症状。
3.昏睡期:昏睡(呼吸障害によりほぼ100%が死亡)。

狂犬病に感染した動物(犬等)の症状:(発症前や症状1の前駆期なら眼で見て判らない)潜伏期間2週間〜2ヶ月。発症後は治療しない。獣医師広報版
1.前駆期:性格の変化と行動の異常。
2.狂騒期:極度に興奮し咬みつくなど攻撃的な行動、多量のよだれを流し無意味にうろつく。(通常この段階で狂犬病と判るから隔離固定するか撲殺するらしい)。
3.麻痺期:後半身から前半身に麻痺が拡がり食物や水が飲み込めなくなる。

犬が人間にウィルス感染させられる状態になる三日ほど前から犬の口から唾液がでるのでそれに咬まれると人間が感染する、但しその状態になったら犬は10日程で死ぬので咬んだ時点から10日間生存しているか否かが大切なポイントであると獣医師が言っていた。

日本で犬に咬まれたら犬に鑑札と「注射済章」があるかを確認、犬に予防接種する事は法律で飼い主の義務になっていて罰則規定もある。
毎年の狂犬病予防接種してあれば表章は必ずある。表章の色で注射年度を示す、デザインは都道府県により異なる。
人間が犬に咬まれた時は、咬んだ犬の飼い主も、咬まれた人間も双方に保健所へ届出が義務付けられている

海外で咬まれたら犬に狂犬病予防接種してあるか(give a dog an antirabies serum injection)尋ねる。先進国でも野生動物や愛玩動物は予防接種していない、ヨーロッパではワクチンを含んだ餌を野生動物にばら撒いたのに狂犬病撲滅できないのは全頭に行き渡ってないか動物が発病する前に咬まれるからではないか。
犬や猫だけでなくペットのアライグマが狂犬病だった例やコウモリに引っかかれたら傷がなくても狂犬病になった事例がある。
日本人の国民性の一つと思われるものに、「事が起きてから対処する=問題が起きるまで何もしない」という点がある、身近にないから鈍感になっている

悲惨なストーリー2018年9月、弱った子猫に咬まれ狂犬病を心配して病院で処置してもらったアメリカの話(動物は弱っていても空腹では狩猟本能が顕わになり襲う。狂犬病と区別がつかない)

このニュースの内容の抜粋 :病院からの請求書には48512ドル(約542万円)という目を疑う数字が印字されていた。
このうち、46422ドル($/\111.8で約519万円)は狂犬病免疫グロブリンHRIGとして知られる予防薬の価格で、この薬を12ミリリットル投与されていた。
「免疫グロブリンが高価であることは知っていたが、これほどではないはず。動揺してしまったので座って心を落ち着けてから病院に確認したところ、『ええ、それで間違いありません』と」
最終的にこの人は狂犬病免疫グロブリンHRIGの薬価は加入していた組合保険が適用され、12ミリリットルで4191ドル($/\111.8で約47万円)だけで済んだ、これは一回目だ。
常識では信じられない価格だ旅行保険で払ってくれるか要確認。事前予防接種なければ感染してないと判るまで死にたくなければ接種を6回続ける必要あり。
私の事前予防接種(健康保険適用されない)は一回1万五千円だった。暴露前接種して咬まれた人は適切に接種すれば高価な免疫グロブリンの投与は必要ないと記載がある⇒暴露後接種に使用する免疫グロブリンは世界的に供給不足、発生国の主要都市のセンターでも入手不能が起きている。

決して侮ってはいけない動物からの感染
2019/10、飼い猫に掻かれた人が細菌感染症で死の淵をさ迷うTheSun/Metro英国のニュース  敗血症 2019/8、米オハイオ州の女性が飼い犬の唾液で感染症に罹り、四肢切断を余儀なくされた。犬や猫に咬まれたり引っ掻かれたて感染する「カプノサイトファーガ感染症」を発症していた。カプノサイトファーガ感染症 ペット由来感染症(酪農大学) 2018/10ウィスコンシンの男性が動物からの感染で四肢切断と他の部位も壊疽で失ったFoxNews。2016/10英国男性が犬の唾液からの感染で壊疽両足と手の指を切断ManchesterEveningNews。

四肢を切り落とすだけで済まない狂犬病は処置しないと致死率100% 海外に行く前に(厚労省) タンザニア準備の頁 各種ワクチン 厚生省・狂犬病・疾患情報 狂犬病ワクチン←咬まれた場所が脳に近いほど危険と書いてある数mm/日の速度で脳に向かってウィルスが移動するらしい。

ワクチン接種前に医療機関から渡された情報、


動物に咬まれる前のワクチン接種で予防効果を得るためには最低二回の接種が必要、二度目は一度目接種から4〜5週目の間に接種、更に6〜12ヶ月の間にもう一回接種すると5年効果があり、以降は2年毎に必要。海外渡航用予防接種の専門医でなければ薬は常備在庫してないので予約が必要、上記案内紙にあるように熱があると接種できないなど条件があるので事前確認要。
予防ワクチン接種可能医療機関の検索 ← 住所地域を選択し、”狂犬病”と”取寄せも含む”にチェックを入れて検索開始を押せば近くの医療機関が出てくるが私の意見では個人の医院はダメ。

京都府立医大の渡航ワクチン外来 がお薦め。

二本の小さな瓶がセットになっていて片方は溶かす薬剤だと言っていた。
注射は皮下注射、薬剤の量も少しでそんなに痛くない。

事前接種は健康保険適用外なので100%自己負担、一回目1月30日は¥14716-だった。二度目は安くなると言っていた。東京医科大渡航医療センターの価格

同じ薬剤だが二度目3月11日は安かった、初診料がないからだ。暴露前接種は健康保険は適用外



三度目は一度目から一年後のつもりだったがその機会は奇しくも一度目から4か月後に2019年5月23日セブの旅の最後に帰国直後の空港で到来した。
動物に咬まれた後の接種は健康保険が有効で国内で接種すれば三割負担で済むのに保険証を持っていなかった。
海外旅行に日本でしか使えない健康保険証を持って行っても意味ないからだ、今回は後日の健康保険組合への還付請求用紙をダウンロードして請求した、
最後はその三割を旅行保険会社に請求の予定。これにて旅行傷害保険の適用条項の「過去5年以内に5万円以上の保険請求が有るか否か」に抵触しない


緑色の案内は帰国時入国前の空港検疫所で説明してくれた、クリニックは入国後の関空第一ターミナル2Fマクドナルド横にある。


記載のガンマグロブリンは百万円単位の薬、悲惨なストーリーとして当ページ最初の項に記載!海外ではこれしかないのか?
10日間動物に変化なければ問題ないので来月行って生きていたら写真を撮ってこよう、狂犬病だったら犬は死んでいる。


事前の接種があるので帰国後0日目と3日目だけで良いと言っていたがクリニックでは6回した方が安全だと、必要なら最終的に抗体ができているか病院で検査らしい


これが暴露後の接種領収書と薬剤ケース、暴露前予防接種の最初から数えると3回目、但し海外から帰国時の空港では健康保険証など持ってないから保険適用されなかった
ので¥14790-、これは後日に健康保険証の発行団体のサイトに行って保険適用還付金請求書をダウンロードして必要事項を記載し、この請求書等の書類を送ったら一週間ほどで
¥11976-降込まれてきたので実質負担は¥2994-、なを関西空港のクリニックの支払いはクレジットカードは使えずに日本円現金のみ。



最初の暴露前予防接種から数えると4回目の接種、咬まれてから暴露後接種なら二度目になる。
ところが「犬に咬まれた」とワクチン接種に行ったのに健康保険が使えないから¥15270-とこの医院は言う、私が抗議したら調べてみると製薬会社に問い合わせていた。
問い合わせ先が違う、保険証を発行し実際に保険支払い作業をする健康保険協会に尋ねるのが常識だと思うのだが、ここの医院はいつも何かおかしい
保険適用にしておくが、だめだったら再度連絡すると適用した領収書。医師も看護婦も??何とも怪しげな医院


この後は木津川クリニックにてスケジュールに合わせて暴露後の三度目を接種した。六回目まで接種の予定。
 この後の続きの六回目までの接種は 咬まれた後の(暴露後)追加の接種記録は咬まれた旅の最後に記載した



接種したワクチンの瓶の裏表、ワクチンは粉末で液で溶解して注射する。


暴露前の予防的接種も何処の医療機関でも接種できる事も判った、ワクチン接種だけで遠くまで出かける必要は全くないのだ。
要するに通常は常備してないワクチンなので事前に電話で医療機関に取り寄せてできて接種できるかを確認して行けば良い。 そしてしっかりした医師のいる医療機関に行く事が大切で厚生労働省の海外予防接種の案内のページの検索で出てくる医療機関は必ずしもしっかりしてないいい加減、町医者ならだれでも厚生労働省の案内ページに載せてくれと言えば詳しい知識の有る無しの審査なしで載せてくれるからだ。
不安なら京都府立医大の渡航ワクチン外来 が良い。

以降は犬に咬まれて日本帰国後の日記ご参照





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